キハ110系盛岡移籍後のようす

先日、花輪線にて旧水郡車と再会してきました。
極寒の北東北でも耐雪性能を生かして立派に活躍していましたよ。

花輪線松尾八幡平。右が今回乗車した152番編成&左は118番編成



花輪線大滝温泉にて交換待ち



▲110-139ともすれ違い。なんだか懐かしい数字の並び。



つづいて外観上の細かいところ。

▲大きな相違点といえば、運転台側妻面にも転落防止幌が装備されたこと。
汚れが目立つ上に雪も大量に付着させてます。まあ旅客の安全には代えられませんが。

▲所属表記に水スイ時代の面影は見られませんでした。(小牛田転属車に同じく)

▲方向幕は何ゆえ青ざめてしまったのか。劣化なのか仕様なのか…
すれ違った車両の中にはLED化されていた物もありました。


車内の様子

▲モケットが張り替えられ、案内シール等は一部張り替えられています。
また、花輪線内ではワンマン運転が実施されないためにワンマン装置一式にはカバーがかけられています。

追記(2012.03.05)
カバーが掛けられているワンマン用運賃表ですが、なんとカバーの下には水郡時代の駅名が残っているとのこと。

(情報タレコミありがとうございました。)



水郡線では開放定位の貫通路ですが、こちらでは閉定位のようです。ワンマン無しの繋がりでしょうか。
優先席吊革が黄色いものに交換されている…のは水郡時代からでしたっけか。

小牛田車では見られた助手席の「水スイ表記」はこちらでは見られず。

▲時計入れ下の「時刻確認」シールが懐かしいアクセント。
衛星電話装置のほか、運転台パネルの右上には謎の装置も付けられています。(乗・降・確のボタンが付いています)


ぱっと見た感じではこんな感じでした。
何はともあれ、無事に働いてくれているようで何よりです。