那珂川橋りょうの現状

那珂川橋りょうの水戸方の様子を見てきました。
撮影時間帯が日没間際でしたので色調がgdgdですが ― まあいつもの事ですから気にはしません。


まずは橋りょう本体部分を水戸方から
このあたりはもう何ヶ月も進展がありません。



続いて、橋りょう本体とアプローチ線の間にある立体交差部。
工事開始はそれほど前ではありませんので未だ工事中です。
現在は立派なカマボコ型踏切ですが、完成後はご覧の通り踏切が解消されます。



踏切から水戸方を見ます。
アプローチ線はカーブを描き、現在の引き上げ線(本線の海側を複線状に平行)の方向に向かっています。
現段階のアプローチ線は写真に写っている部分のみが完成しており、それより先は現在も工事中です。
なお昨日22日現在では引き上げ線からアプローチ線にかけて階段状の構造物が設置されているのを確認しています。



防護フェンスに掲示されている案内板
1週間の工事予定が記入されています。
ただ専門用語が用いられている点にはいささか不親切さを感じます。(それとも私が知らないだけでしょうか。)
調べたところ、“ベント”とは「仮の橋脚」らしいです。
これを用いた工法が「ベント工法」であり、ベントの上に完成されたケタを設置→既に設置されている隣のケタと連結→ベント撤去…を繰り返すらしく、これは一般的な橋りょう架設方法だとか。



案内板の完成予想図
水郡線の橋りょうは勿論、背後の水府橋(自動車橋)もトラス橋からシンプルな形状に変わり何とも無機質な雰囲気です。
また、車両がキハ110系なのも計画からここまでの時間の長さを感じます。
完成は平成22年2月…あと3ヶ月ですがこのペースで間に合うのでしょうか。

参考:半年後の様子
http://d.hatena.ne.jp/Watappo/20100626/1277513834


おまけ

気合入れて海浜鉄道まで行きましたが運用が2つとも3710系列だったので足早に引き上げました。
1枚だけ撮ったものの時間ぎりぎりで何ともお粗末な結果に。
いい加減ミキ300形を...と思いつつ早何ヶ月だろう。


※後日追加:最新の報告記事(11年3月初旬)
http://d.hatena.ne.jp/Watappo/20110302/1299073042