下部工撤去作業(その1):鋼矢板設置

本日午前中に確認したところ、橋脚を囲む鋼矢板の設置作業が始まっていました。

2番目の橋脚(P2)に隣接して設置されたH鋼製の足場


▲補巻で矢板を引き揚げて右旋回



▲既設の矢板にあわせて設置



▲続いてこの機械で鋼材の頂部を挟みます。
で、この機械というのが「バイブロハンマー」というらしいです。
この機械の振動を鋼材に伝えることで鋼材の打ち込みと打ち抜きを行うことができます。(バイブロハンマー工法)
詳しくはこちらへ

株式会社 エムオーテック
http://www.motec-co.jp/business/construction/hammer.html


打設作業のようす。(前半は今週月曜日の支障物撤去作業です。)



▲打設終了後、何やら細いモノが出てきました。
作業中は気づきませんでしたが、矢板と一緒に打ち込んでいたようです。
先端から水がでていることから打設を補助するウォータージェット用のチューブと思われます。



▲この作業終了後、バイブロハンマーは取り外してしまいました。
クレーン自体は倒さなかったのでこの後も作業したのかもしれませんが、時間の都合で確認できず。



▲バイブロハンマー取り外し後、台船は桟橋に戻りました。



▲よく見るとP4〜P6の前にあったH鋼が引き抜かれています。(引き抜き前)
矢板設置にそれなりのH鋼を使用してますから移設したんでしょうか。