「水郡線営業所まつり」開催

12月10日、常陸大子駅に隣接する水郡線営業所の一般公開が実施されました。
まずは会場の案内図

(クリックで拡大)
展示車両はDE10-1603 / キハ


雰囲気を数枚

常陸大子駅ホームより。開放は奥の2線だけだったのでちょっと窮屈な感じでした。

▲駅横の会場入口



▲展示実演とCRUISING TRAIN



▲年季のある倉庫から車両展示方面



▲会場の端から車両展示方面。右側のキハE130系は展示車両ではなく運用上の留置車両なので近づくことはできません。


▲こちらは非公開の車庫内。

車両展示


▲DE10-1603
後ろのE130とギリギリまで詰めて展示しているのでさながら配給状態






転車台上ではE130-1を展示。
聞いたところによると…この転車台、稼働可能な状態に整備されているとのこと。
回転実演でもやってくれればいいんですが。

保線作業実演


定番の軌陸トラックの回転実演
また、軌道ショベルによる枕木交換実演も行われていたようです。

ミニ電車乗車体験

普段は水戸の訓練センターに常駐しているミニ電車の乗車体験。

▲大規模な基地公開では小さなお友達専用のイベントですが…今回は並ばずに乗れる状態だったので試乗してみました。

▲車内に吊革があったりと結構本格的な造りで有名な「ミニ電車」。まさか銘板まで付けてあるとは。
ちなみに東急車輛製造のパロディではないようです。

車両関係・その他:鉄道・バス・通信・建築、東急テクノシステム
http://www.tokyu-techno.co.jp/business/train/vehicle/index.html


▲朝の準備中の風景。

その他


ヘッドマーク展示

▲先のハッスル黄門号HMはレトロ号HMの裏側を使っていたことが発覚。


▲駅長制服撮影に使用されたE657系。けっこう細かいところまで作りこまれています。
写真には写っていませんがLEDのライトも点灯しています。



常陸大子駅跨線橋内部

記念品等


▲来場記念のラミネート加工下敷き。再入場したら2枚目も貰っちゃいました。
一枚ずつナンバーがスタンプされているんですが、10時40分ごろに入場したものには「109」、14時頃に入場したものには「720」と印されています。まあ、そういうことです。



▲アンケートに答えるともらえるポストカード。


で、アンケートというのがこれ。
http://wata.rgr.jp/blog_contents/enquete.pdf
イベントの"ご要望"を伝えられる機会なんて滅多に無いので、思わず色々な妄想を書き綴ってしまいました。一つでも実現すればいいのですが…

マルチプルタイタンパー乗車体験


今回の営業所公開ではマルチプルタイタンパー (通称マルタイ)の乗車体験も実施されました。
作業の実演というのはよく見るのですが、実際に乗車できる機会はなかなか無いと思われます。
写真はサーバー容量の都合で外部にアップロードしました。以下のリンクからどうぞ

マルチプルタイタンパー
適当に運転席と作業席の写真でも撮っておこうと思ってましたが予想以上のスイッチやらモニターの数で…とても全部は写しきれてません←


写真ではうまく伝えられませんが、車内は「(一人版)宇宙船のコックピット」という具合でしょうか。
特に作業部オペレーターの方が座る席は壁から肘掛けまで所狭しとスイッチ類が並んでいました。


あと作業席の椅子が非常に柔らかかったのが印象的です。クッションと言うよりはサスペンションでフワフワと浮いているような感覚でした。
作業時の振動から作業員の方を保護するための工夫なんだとか。

最後に

今回の営業所公開では今までになく非常に有意義な時間を過ごせた気がします。
大規模な車セ公開ではできないような事もできるのがコンパクトな車両基地公開の強みですね。
次回以降の開催も楽しみにしています。