DE10牽引でキハE131+キハE132入場

こんにちは。
先日2月22日、DE10牽引によりキハE130系片運車2両が郡山総合車両センターに入場しました。
通常の入場は自走により行われますが、今回入場するのは昨年9月に太田線でトラックに衝突し破損した「キハE131-8+キハE132-8」の編成です。
当該編成は一応自走できるようですが、万全を期してか異例の機関車牽引による入場となりました。


さて、輸送日当日の朝に洗浄線に着くと…

▲うぉぉぉぉぉ!!くっついてる―!!
キハE130系とデーテンが連結されるのは東急からの落成配給以来かもしれないとのこと。
この時点ではエンジンを始動させて待機中でした。



▲待つこと2時間半、痛々しい状態の事故車が踏切まで出てきました。



▲クラの隣で一旦停止。


▲構内に入場してもう1枚。臨時系にしては珍しく2番線に入りました。



▲気になる連結部には中間連結器が使用されていました。
中間連結器が実際に使われているのを見るのは初めてかも…
ホースはBC(ブレーキ管)のみの接続。比較的損傷の小さいE132形のエンジンはアイドル状態で運転していたので気動車側は電気指令ブレーキだったのかもしれません。(ただ、いつもの緩解音を聞いた覚えが無いので自動空気の可能性も大アリ。)



▲こちらは別の所で撮影した中間連結器の拡大写真。並型の方は意外と薄くて貧弱そうに見えます…


さて、走行写真は下野宮で撮りましょうかということで大子駅を後にしたのですが、事前の予測と異なるスジで北上を始めてしまい下野宮手前で追いぬかれてしまう緊急事態。

どうしようどうしようと思いつつも車を北上させると、あれっ…追いついちゃいました。



▲下野宮〜東館
中間連結器使用ということもあってか最高速度が非常に遅く、時には歩くほどの速さで進むことも。
結果、国道118号線をおじいちゃん軽トラの続行でノロノロ走ってもすぐ追い抜けました。



▲南石井〜磐城石井



▲磐城塙のとんがり屋根と一緒に。



磐城浅川〜里白石



▲なんやかんやでこんなトコロまで追っかけてしまいました…磐城石川
幸いにも2番線に入線してくれたので編成写真撮りまくり。



▲上り普通列車との離合。
このあと、出発を見送って本日の撮影を終えました。



痛々しい姿のまま営業所の片隅に半年以上も放置され処遇が注目された当該編成。やっと工場に入ることができました。
今後どのような扱いになるのかは分かりませんが、また元気な姿になって水郡線に戻ってきてくれることを願います。


なお、今回も毎度おなじみ大子のスカイさまより貴重な現地報告を頂き、このような貴重な列車を撮影することができました。最後になりましたがお礼申し上げます(ペコリ)
また、スカイさまはじめ現地でご一緒した方、お疲れまさでした。